「ウェイトやると遅くなる」
水泳やってたら一度は聞いたことあると思う。俺も高校時代、まさにそれを体感した一人。ジムに通って筋肉をつけようとして、逆にタイムがガクッと落ちた。今になって思うのは、「ただ筋肉を増やせば速くなる」なんて単純な話じゃないってこと。
俺が実際に遅くなった話
高校のとき、自分で調べてウェイトを始めた。ベンチプレス、スクワット、デッドリフト、王道メニューを週4くらいでガンガンやった。筋肉はついた。見た目も変わった。だけど――200mのタイムが一気に4秒も落ちた。
スプリントは一瞬速くなったけど、後半の伸びが全然ない。泳ぎの感覚もなんかズレてて、力任せになってた。水の上に乗ってる感覚がなくて、ひたすら沈んでく感じ。
水中で100の力なんて出さない
これは感覚的な話だけど、水中って「フルパワーで水を押す」場所じゃない。大事なのは60〜70%の力で、“ちょうどいい力加減”で水を捉えること。つまり、120の力を持ってても、それをちゃんと調整して使えなきゃ意味がない。
『ヒロアカ』のデクが「指1本だけ力使う」ってやってたけど、あれに近い。強くなる=力を出しきることじゃなくて、どれだけコントロールして使えるかなんだと思う。
可動域を保ったまま鍛える
じゃあウェイトが悪なのか?っていうと、そうじゃない。問題は「やり方」。大事なのは、大きい可動域で動かせる筋力をつけること。柔らかいまま、強くなる。肩とか股関節を固めずに、ちゃんと開いた動きで力を出すトレーニングが必要。
俺が失敗したのは、パワーだけ上げて泳ぎの質を置き去りにしたこと。今だったら、泳ぎとの接続を意識して、動きの質から逆算してメニューを組む。
スケジュールの設計が超重要
結局、練習設計がすべて。筋トレして筋肉痛バキバキの状態でメイン練習なんてやったら、そりゃ泳ぎは崩れる。どの曜日に重たい脚トレを入れるか、いつ緩めるか、週単位・月単位でちゃんと考える必要がある。
あと大事なのが「自分で納得してやってるか」。なんとなく言われたからやる、じゃなくて、「今はこれを伸ばす時期だ」って納得してやると、ちゃんと身体も応えてくれる。
まとめ:筋トレ=悪じゃない。やり方次第
俺は一度、筋トレで泳げなくなった。けどそれで「やらない方がいい」と思ったわけじゃない。むしろ今は、正しいやり方とタイミングで取り入れれば、水泳にめちゃくちゃ活きると思ってる。
失敗したからこそ言えるけど、筋トレと水泳のバランスをどう取るかが勝負。泳ぎを壊す筋肉じゃなくて、泳ぎを支える筋肉を作る感覚でやっていくのがベスト。



コメント